シノイズム

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【ASKA】『Too many people』 & 告白本『700番 第二巻 第三巻』購入


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一通り視聴、完読いたしましたので率直な感想などを書いてみようかと。あくまでも僕が感じたことですので様々な意見や感想の一つとして読んでいただければ。

 

Too many peopleを聴いて

Too many people

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率直に、いいアルバムでした。ただ、FUKUOKAが一曲目なのはかなりの違和感を感じましたが。

声も絶頂期とは言わないまでもずいぶん回復した印象を受けました。ただ、ASKAの声の素晴らしさは下から上までの音域の広さと、高音でも失われることのない太さと倍音。そういう意味では、失われてしまったものは大きいと感じました。今、歌える曲を、今、歌える音域で。そういう前提を感じましたが、相変わらず作曲センスと深みのある詞、そしてその世界を想像させる表現力はやはり圧倒的であると感じました。

ラブソングがない

これに気付いた人はおられるでしょうか?ASKAの一般的なイメージはラブソングが多いと思うのですが、今回のアルバム、ラブソングは一曲もありませんでした。自身が抱える葛藤や内面の吐露、解放、人生観。そういったものが主軸にあるように感じました。まあ、事件から一連の騒動を考えると仕方ないのかもしれませんが。

音のクオリティーが高い

これはもう自分の職業病なのですが、音楽を聴くときには音や演奏技術、ミックスのバランス、マスタリングの仕上がりなど、どうしてもエンジニア目線で聴いてしまう癖があります。

正直なところ、ここ最近のASKAの音源はあまり音が良くないと感じていました。特に前作 SCRAMBLE 以前のセルフカバーアルバム数作はどれも音質やアレンジが雑というか安っぽさを感じました。間に合わせというかやっつけ感というか...。

今作 Too many people に関してはインディーズでの発売ということで予算もそこまでかけていないであろう音源にしては音質もバランスも良い。スタジオは福岡のスタジオとのことだけどもしかしたらメジャーの音源も録ってるとこなのかな?技術がかなり高いしセンスも良いと思いました。

あるんですよ、そういうの。

音数など壮大で演者スケール30M四方ぐらいのスケールで聴かせるであろうオケが妙に団子になってて3M四方ぐらいに20人ぐらいが詰まって演奏しているようなあり得ない状態を想像させるミックスで、なのにリバーブだけは広いスケールになってたり。

中には狙っている場合もあるんだろうけど、概ね「センスないなー...」というミックス。音でしか想像できないからこそ距離感って大事なんです。

刺さる楽曲は、なかった(追記あり)

これは完全に好みや個人差なのでなんの指針にもなりませんが、個人的には刺さるものはありませんでした。逆に言えば、全ての楽曲が良くできている。さすがだと思います。だけど、よく言えば ”気持ちよく聴き流せるアルバム” 悪く言えば ”ファンしか喜ばないかもしれない平凡なアルバム”。自分には、それ以上でも以下でもないかな。全曲良く出来すぎている。これはけなしているようで誉め言葉です。

まあ、前回の記事  

でも書いた通り、僕にとっては好き嫌い、カッコイイかダサいかなんてことはどうでもよくてあくまでも”音楽の神様”なのでASKAの能力が素晴らしいと感じられればそれでいいのです。これも少し特殊で歪んだ見方かもしれませんが、ある意味では純粋な心酔でもあります。

 

(追記)

なんて思っていた時期が僕にもありました。

 

ごめんなさいこのアルバム、超スルメ系でした。

3周目ぐらいから、どんどん引き込まれていっている自分に気が付きました。

特にTr8.と、いう話さ Tr13.しゃぼん は聴き込むほど味が出て自分のなかでかなりの名曲に昇華しました。

 

告白本『700番 第二巻 第三巻』を読んで

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まず一回目の逮捕要因となった覚醒剤の使用について3週間気づかずに使っていた、気付いた時にはやめられなかったという言い分については全く信じられません。映画やドラマでこれだけ覚醒剤を使用するシーンが溢れていて、誰でもなんとなく想像はつくものです。フラスコやアルミホイル、スプーンなどに乗せて炙って吸引する場面、それが覚醒剤の接種方法の一つ ”炙り” だとは知らなくても、「映画でギャングとかがよくやってるなんか危なそうな薬をキメるパターンのやつ!」ぐらいは誰だって想像はつくでしょう。子供でも、なんとなく悪いことってわかるのではないでしょうか。 

普通は薬を炙って服用なんてしないことぐらいはわかるはずです。

マスコミ被害については概ね嘘は言っていないと思う

もちろん本人のみぞ知るところではありますが、マスコミや警察の対応など一応の整合性は取れています。世間に認知されている情報に対し警察やマスコミのプロセスや引き方の不自然さも、ASKAの言い分を照らし合わせれば納得できる部分も多かった。

盗聴盗撮被害

氏が再三訴えている被害。

これに関してはですね、僕の率直な意見を言いますが...

 

盗聴盗撮被害はぁ、ありまぁす!

 

すみません。思わず小保方さんが出ちゃいました。

まあ、それなりにITに精通している人間ならみんなそう思ってるんじゃないですかね?決して被害妄想とは切り捨てられないぐらい蔓延しています。たぶんASKAの認識よりはるかに大きな規模で被害はあると思いますよ。

ツールを使えばそれこそ僕にでもできるし、Linuxならツール使わなくてもそれなりのスキルの人間ならコーヒー片手に談笑しながらペペっとできちゃうはず。

で、確かにそれをゲーム感覚でやる奴もいるし、女性の部屋や写真などのデータを覗いて暗い部屋でハアハアしてる奴もいるし、通話に聞き耳立てているストーカーもいるだろう。

そういう情報を売買したり公開し合ったり、ハッキングやクラッキングの依頼を受発注する掲示板も特に海外では多く存在する。もちろん鍵付きだが。

もっと悪質なのは企業や各種法人の情報を売買したりとかね。

気付いていないだけで、ASKAレベルなんか話にならないぐらい悪質な被害を受けている人、たくさんいるんじゃないかな。特に女性や機密情報を保持している人は気を付けた方がいい。

僕は、基本的に「情報は見られている」前提でパソコンやスマホを運用しています。僕の情報が抜かれたところでね、って話なので特に気にしていないし、端末を所持した時点で友人の誰かや誰かから僕の電話番号やアドレスなんてとっくに流出していると思うよ。それは、皆さんも同じだと思う。

IPや自宅が特定されていれば、多分いくら端末を変えても同じだろうし、自分で覚えられるレベルのパスワードじゃ何度変えても正直無駄だろう。

なので、これに関してはASKAの被害妄想や勘違い、薬物の後遺症、とは断言できない。とくにASKAの場合、それに捕らわれて必死になってしまっているし対抗もしようとしている。嫌な言い方だが、そういう輩にとっては「いいおもちゃ」になってしまっているんじゃないかな。対策としては色々あるんだけど、素人じゃ無駄なので割り切って放置しておけばいいんじゃないかな。イタチごっこで時間の無駄。

それでもやっぱり被害妄想

↑ではASKAの被害は本当の可能性があるという内容を書いたが、ブログや本を読む限り、その被害に執着しすぎてなんでもかんでも疑ってしまっている側面もある。例えば一度目のブログを削除されたのを組織のせいにしてるけど、単純にスタッフか家族が削除要請したんじゃないのかな。

真実は知らない。もしかしたら本当に盗聴盗撮集団とやらが消したのかもしれない。でも、普通ならまずスタッフか家族が要請したのかな?と疑うはず。この際真実は関係なくて、そういう発想にならずに「組織の陰謀」に直結してしまうことが問題なんです。

なんと説明したらいいのだろう...AndroidってGoogleが公開しているオープンソースのOSなのね。ブログ構築システムのWoldpressもそうだし、そもそも色んなOSの基になっているLinuxもオープンソース。ちなみにAndroidもLinuxを基に作られている。

オープンソースってのはソースコードや仕組みを無償公開するのでそれを改変するなりなんなりして好きに使っちゃいなよ!ってなんとも太っ腹な仕組み。もちろん世の中の発展に貢献するためのものなんだけど、もちろんそれを悪用することもできるわけで。そういったプログラムのフォーラムなどで悪用しないように!とか、悪用している奴がいるぞ!とか、そういう情報交換のフォーラムもたくさんあるし、逆にどうやったらこういう悪用ができるぞ!みたいな掲示板もいくらでもあるかと思います。どうやらASKA氏はそういうものを「悪の巣窟」的ななにかと勘違いし、自分に危害を加えている組織と思い込んでいるんじゃないかなーって思う。

 で、そういったフォーラムなどと似たようなもので、さらに高度な仕組みをもったものにGithub(ギットハブ)というものがあります。

ソースコードを開発したり勉強したり共有したりリモートに使ったりとエンジニアのSNSのようなもの(なのか?ちょっと違うかw)で、僕は使ったことはありませんがプログラマやエンジニアにはわりとポピュラーなものではないでしょうか?ASKAはもしかしたらこれを指して ”ギフハブ” と呼び、”高度なハッカー集団” と勘違いしているのかなと予測します。他にもそう考えている記事がちらほらありますね。全然そういうものではないんですけどね。

先にも言いましたが、どの犯罪組織がとかGithubがどうとかはこの際どうでもいいんです。本当に組織のしわざかもしれない。誰が、どの組織がやっているにせよ多少なりとも被害がある可能性も十分にある。しかし一番注視すべき問題はそこじゃなくて、まず家族や身近な人間、スタッフの可能性を飛び越えていきなり「組織の仕業」へ飛躍してしまう思考回路です。

それぐらい追い詰められているのかもしれないが、それならそれでやはり普通の精神状態ではないんじゃないかと客観的に思ってしまう。

総括

まあ、どちらも買ってよかったとは思います。エンターテイメントとしてはどちらも十分楽しめました。興味があれば買ってみてください。

結局のところ、真実は当事者にしかわからない。当事者さえもわからない真実もあるのだろう。それを想像や妄想、先入観、勘違い、そんなもので補填していると感じる部分もあるのは否めない。

僕らには所詮わからないことばかりだけど、僕がブロッコリーが苦手なのを親友が知らないように、それでも僕らが親友なことには変わりがないように。ASKAと世界がそうであってほしいと願います。

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